Salesforce認定Platform アプリケーションビルダー合格記

梶原です。
認定アドミニストレーターの合格から4ヶ月ほど経ち、そろそろ次のステップに進みたいなと思い立ち、二つ目のSalesforce認定資格に合格しましたので、そのことについて書いていこうと思います。

試験の概要

最初に合格した認定アドミニストレーターは、幅広くSalesforceについての知識が問われましたが、Platform アプリケーションビルダーの方は、具体的なユースケースに基づいた自動化の方法や権限、独自機能の開発からリリースまでの流れについて問われることが多いです。
より実践を意識した内容と言えます。

テスト形式は認定アドミニストレーターとほぼ同じです。

内容: 多肢選択/複数選択方式の 60 問
試験の所要時間: 105 分
合格点: 63%
受験料: 20,000 円(税抜)
受験方法: テストセンター、またはオンライン環境

60問のうち63%以上の正答が必要なので、38問正解しないといけません。
公式は合格率を公表していないのですが、認定アドミニストレーターより難易度が高く感じました。
何というか設問がより意地悪というか、5つの選択肢のうち3問正解を選べ、みたいな、ぼんやりした理解度だと正答できないような作りになっていて、まあよく作られています。

勉強の進め方

認定アドミニストレーターで、試験の感じは何となくわかっていたので、経験則に基づいて

  • Trailheadのハンズオンを一通りこなす
  • 問題集を解く
    • 例によって、参考になる日本語の書籍が皆無のため、海外の試験対策情報や問題集のサイトを探しGoogle翻訳とChatGPTを駆使し、自分の理解の足りないところを見つけて潰していきました。

やるかー、と本腰を入れて勉強開始してから受験まで2ヶ月くらいかかりました。

受験とその結果

出張中、ホテルに一人でいると気分が昂ってしまって、勢いで受験してしまいました。
オンラインなら会社とか自宅でも受けられるんですが、誰か来るんじゃないか、とビクビクしちゃうのでホテルだと意外と心安らかに受験できます。

ここが試験会場

オンライン試験の良いところとして、思い立った30分後にもう受けられる気軽さ、そして回答を送信した直後に試験結果が表示されるという、味気ないと言えば味気ないのですが、すぐに結果を知れる点が気に入っています。

ということでこれが結果なのですが、

各セクションの正答率を、公表されている出題割合と照らし合わせて計算すると、私の正解数は39問。
…あと2問間違ってたら不合格でした(汗)

終わりに

Salesforceを社内で活用し始めて、ダッシュボードづくりなど見た目的に楽しい機能ばかり触っていたのですが、編集・参照の権限まわり、サンドボックスを用いた開発、ワークフローやプロセスビルダーの効果的な使い方についての知識が、今回しっかり身についた気がします。

余談ですが、試験問題の中で、「Apexを使う」というニュアンスの選択肢が割と出てくるのですが、それが正答の問題は全然ないです。Apexは選ばない、というのをテクニックとして知っておくと良いかもしれません(それで落ちても責任は取れませんが)。
プログラミングをかじった人がApexを知ると、やりたいことをApexで実現させてしまいがちなんですが、そうではなく、基本をおさえましょうね、とSalesforceに言われているような気持ちになりました。

とはいえ、Apexの使い方もきっちりマスターして、自社での活用のみならず、お客さんへの提案の引き出しを増やしたいので、次は「認定Platform デベロッパー」の勉強をするつもりです。

また、合格レポートを書いても割と自己満足で終わってしまうので、今後は具体的な活用方法についても発信をして、Salesforceの普及の一助になればと思っています!

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です