Salesforce認定アドミニストレーター合格記

社内で色々やってる梶原です。
シスマックでは営業力強化のために今年からSalesforceを導入しました。

Salesforceに魅了された私は、Salesforceのことをもっと深く知りたい、より強くつながりたいと思うようになり、いつしかSalesfoce理解の登竜門的資格、認定アドミニストレーターを取得したいと思うようになりました。

その私が合格のために行ったことが他の人に役に立てばと思い、備忘録も兼ねてお伝えしようと思います。

試験の概要

山の頂上を目指すには、山の形を知り、登山ルートをあらかじめ決めておくことが何より大事。
まず、試験概要がどんなものか押さえておきましょう

  • 内容: 多肢選択/複数選択方式の 60 問
  • 試験の所要時間: 105 分
  • 合格点: 65%
  • 受験料: 20,000 円(税抜)
  • 受験方法: テストセンター、またはオンライン環境

60問中65%なので、39問正解(21問まで不正解)でOK、ということですが、調べたところ数回の受験でようやく合格した、みたいな人が結構いて難しそうだなと感じました。
実際、運用を全然経験していない自分にとってはそれなりに勉強しなければならず難しかったです。

私の勉強の進め方

6月(Salesforceの学習開始)

  • 公式ハンズオンを触る
  • 本を購入
    • 本を読んで勉強するというのが自分の基本的な勉強方法なんですが、全然ないんですよね
      Amazonで一冊見つけので、それを購入しました。
      概要を掴むためには良い本ですが、試験対策になるというものではありませんでした。

7月

  • イベント参加(world tour tokyo)
    • アインシュタイン君と記念撮影

8月(試験の予定を立てる)

  • Udemy講座を見る
    • 英語の講座を日本語字幕で見るのがかったるく、途中で断念
  • SFUG CUPの過去動画を毎日お昼休憩の時に見る
    • 全然理解が深まらないので試験合格までの目標を立てて周りに宣言し自分にプレッシャーをかける

9月(Trailheadを進める)

  • 簡単設定支援プログラム参加
    • 全3回で、Salesforceの人が、導入初期のセットアップをZOOMで教えてくれるというもの。
  • Trailheadをできるだけ毎日進める(できたりできなかったり)

10月(受験)

  • Salesforceが公開している模擬試験を解く
  • 受験(1回目)→ネットワーク不調で中断
  • 受験(2回目)→合格🎉

振り返ってみると、勉強開始から合格まで5ヶ月かかりました。
忙しいことを理由に後回しにしていましたが、受験日を決めて宣言したあたりでアクセルがかかりました。

オンライン受験について

試験を受験するには、Webassessorというサイトに登録したり専用のブラウザをインストールしたり、身分証画像を提出したり、生体認証をパスする必要があります(メガネを外さないといけないなど、ちょっとめんどくさい)
試験日や時間を好きに設定できるし、慣れた場所でリラックスして受験ができるので、私はオンライン受験が好きです。

事前に同意すべき事項が多いので、試験の5分くらい前に試験開始のボタンを押すと、焦らなくて済むと思います。

また、ネットワーク環境をよく確認しておきましょう
常にカメラで遠隔監視される形で受験するので、一定のスピードが出る回線につながっている必要があります。

私の場合出張中のホテルで「なんかイケる気がする!」と急に思いたち、深夜にオンライン受験しました。
しかし、回線速度が原因で途中で中断されてしまいました。
オペレーターとやり取りし、中止ではなく、延期という形で試験日を再設定することになって、結果的には珍しい経験ができて良かった気がします。

やって良かったこと

Trailmix(【Salesforce公式】認定アドミニストレーター資格対策)

Trailheadを認定アドミン用にまとめてあるものを毎日やったのが、一番地道ですが、理解を深める良い方法になりました

周りにアピール

社内Slackに#salesforceチャンネルを作成し、こんな感じで自分の学習進捗を頻繁に発信していったのも自分のためになったと思います

SFUGCUP大会動画視聴

試験には直接関係ないですが、Salesforceの企業での活用度評価の大会、SFUGCUPの過去の公開動画を見ると、「こんな便利な機能があるのか!」「みんなこんなことで悩んでいるのか!」など、Salesforceの全体像を理解するのとモチベーションアップにとても役立ちました。

やらなくても良かったこと

Salesforceが公開している模擬試験(の丸暗記)

Administrator Practice Test

これを発見した時、この問題記憶すれば試験余裕じゃね??と本当に全部暗記して試験に臨みましたが、そのまんま出るわけではなかったです。
自分の実力・弱点が測れるのは確かなので、上手く活用しましょう。

終わりに

Salesforceって確かに強力なツールなんですが、ユーザー全員が使い方を理解して、データを溜めて、分析して、次のアクションに繋げてってなるにはそれ相当の知識と根性(大事)が必要なんですよね。
なので今後も活用のための試行錯誤は続くと思いますが、具体的な活用事例、導入のためのコツなどのノウハウがたまる度に情報を発信していけたらと思います!

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です